OPELAⅢをレバノンのHôtel-Dieu de France病院に寄贈いたしました。
本田浩之さまから心温まるご寄付をいただき、5台のOPELAⅢをスーダン、レバノン、インドに寄贈いたしました。
前回のスーダンへの寄贈レポートに続き、レバノンへの寄贈レポートをお届けします。レバノンにおけるOPELAIIIの寄付対象施設は2ヶ所ありますが、今回はその内の1ヶ所であるHôtel-Dieu de France病院への寄贈レポートです。
Hôtel-Dieu de Franceへの寄贈
レバノンの大学病院であるHôtel-Dieu de France(オテル・デュー・ド・フランス)病院は、ベイルートにあるセントジョセフ大学が運営している非営利の大学病院であり、1923年に創設された歴史ある病院です。レバノンだけでなくシリアやイラク、ヨルダンから搬送される患者も受け入れており、年間3万件以上の救急救命症例を扱います。
1975年から1991年まで続いたレバノンの内戦や、2020年に起きたベイルートの爆発事故など、レバノンにおける多くの緊急事態に寄り添い、支えてきた病院でもあり、常に質の高い最先端の医療を患者に提供することをミッションとしています。
ベイルートの爆発事故では病院に入りきらないけが人への治療を駐車場で行ったそうで、「その時にOPELAIIIがあれば……。」というありがたいお言葉もいただきました。
寄贈の様子
贈呈式は6月20日に行われ、会場の様子を撮影した画像を頂戴しました。
終始和やかな雰囲気で進み、寄付金証明書にサインを下さった院長からは、これからのレバノンの医療にOPELAIIIを有効に活用していただけることをお約束いただきました。
OPELAIIIがレバノンの医療に役立ち、多くの医療関係者や患者様に喜んでいただけるなら、これほど嬉しいことはありません。
ご寄付いただいた本田さまと、寄贈にあたってご協力いただいた病院関係者や現地代理店の皆さまに、改めて心より御礼申し上げます。